七姫物語

七姫物語 (電撃文庫)
七姫物語 (電撃文庫)
高野 和

「ある大陸の片隅。7つの主要都市が先王の隠し子とされる姫を擁立し、国家統一を目指して割拠した。その中で、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児カラスミだった・・・」

孤児の少女を空澄姫として担ぎ出した、武人のテン・フオウ将軍と軍師トエル・タウ。素性も知れない二人と運命を共にする少女が12歳になったとき、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻をはじめ、め、そこから物語が動き始めます。

空澄姫という本来の自分とはかけ離れた役割を演じたり、あるいは下働きの娘役と、何かと忙しい状況をノホホンとした感じでこなしていくカラスミがカワイイです。そんな彼女を自分達の天下取りに利用し、また見守る二人の男も魅力的なキャラでした。

なんとなく自分の居場所に不安を感じさせるカラスミを、近過ぎず離れ過ぎず、でもしっかりと守っている男たちの距離感が、なんかいい感じです。
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サージャント・グリズリー

サージャント・グリズリー (ファミ通文庫)
サージャント・グリズリー (ファミ通文庫)
彩峰優,bomi

ライトノベルには「表紙買い」っていうのがあります。表紙に書かれている絵が気に入って、中身はともかく買いに走るという流れのことをいうわけです。大抵は、表紙絵のヒロインが綺麗だったり、ヒーローがかっこよかったりで「表紙買い」するわけですね。

本書の表紙は、「軍服を着た灰色熊」がきりっと立っているイラストです。なんか他のライトノベル系と違うなぁと思って裏にかかれているあらすじを見てみると・・・

・・・笑えました・・・
さっきの灰色熊がなんとヒロインなんですねぇ。学校に美少女が転校してきたのですが、なんと主人公には彼女がどうみても「マッチョな軍服を着た灰色熊」にしか見えないんです(笑)。他の生徒いはチョー美少女に見えているらしいのですが・・・。

なんじゃそりゃ〜、面白そうだぁ〜。

この主人公もやっぱりヘタレなんですね。灰色熊の妹(やっぱり灰色熊)や同級生の妹から、とてつもなく酷い扱いを受けています。
あんまりなので、主人公を誘拐しようとたくらむブルドック警部からも同情されてしまうほど。誘拐のシーンなんか、誘拐犯であるブルドック警部が、恐ろしい灰色熊たちから、主人公を救出するヒーローに見えてしまうほどでした(笑)

あと最後の盛り上がり場面で、チラッと見える灰色熊の本当の姿・・・つまり美少女というわけです・・・が綺麗だったので、なんかホッとしました。

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神様家族Z―仮免天国

神様家族Z―仮免天国 (MF文庫J)
神様家族Z―仮免天国 (MF文庫J)
桑島 由一

主人公は神様・・・なんですが、仮免中ということで、ほとんど人間と変わるところのないという設定です。このZの前には、1〜8巻あるのですが、それらをすっとばしてますけどアニメを観ていたので何とか話についていくことができました。

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オオカミさんと七人の仲間たち

オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)
オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)
沖田 雅

「このおはなしは、ずばり!熱血人情ラブコメその他色々風味に仕上がっております」というオビに惹かれて、つい手にとったのですが、正解でした!面白かったっス。お約束のツンデレヒロインは暴力系、そしてそれに対するヒーロー(?)は・・・・超ヘタレ!
どれくらいヘタレかというと、ヒロインがピンチのときに逃亡しちゃうくらいです(笑)最初は、いまいちピン!?ときませんでしたが・・・だんだん魅力が増加してきます。

ヒーロー(?)で主人公(?)の涼士くんは、ちょうド田舎で猟師のじいちゃんに育てられたという境遇から、同世代の友人がおらず、しかも人から視線を向けられるととビビッて固まってしまう程ヘタレっぷり。得意技は猟師のスキルをいかした「ストーキング」(笑)
しかも超内弁慶で、周囲に誰もいなくて自分ひとりのときはとても男らしかったりします。このヘタレっぷりが最高でした。

楽しく笑えた一冊です。

★★
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座敷童にできるコト

座敷童にできるコト〈4〉 (電撃文庫)
座敷童にできるコト〈4〉 (電撃文庫)
七飯 宏隆

高校入学と同時に入った"神無寮",これから学園生活を送るために居住することになった部屋の扉を開けると、そこには・・・。

地球を守っているとてもエラい座敷童たちと、貧乏学生の主人公っちの学園モノ。科学のみに絶対の信頼を置く寮長、眉唾的に妖しげな黒魔術を駆使する美人生徒会長、UFOにアブダクションされたと信じて疑わない女の子、それぞれが非常に濃い個性の持ち主で、それぞれが自分なりの理由で主人公に付きまとってきます。

面白かったです。2巻も探してみよう。
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S式コミュニケーション3 君からぼくが消えるとき

S式コミュニケーション(3) 君からぼくが消えるとき (ファミ通文庫)
S式コミュニケーション(3) 君からぼくが消えるとき (ファミ通文庫)
新木 伸,松崎 豊

ヌロロララリア族の液状生命体(少女に擬態中)のサラとヘタレ主人公ソーイチ(ソウイチと呼んでいいのはサラだけだ)に加え、なんかもう本来の姿はよくわからん大剣男のガントス、アニメオタク宇宙人モーラ、植物星人の華さんと、考えも行動もよくわからない生命たちの織り成すすぺ〜すふぁんたじぃ(サイエンスフィクションッチクでもあるよ)、いよいよ完結編!

あとがきにもありましたが、表紙を見比べていただくと、だんだんソーイチ(ソウイチと呼んでいいのはサラだけだ)の扱いがグレードアップしているのがわかります。最初は首輪だったのに、今回はなんとお姫様だっこですよ。

根源種によって記憶を消されたサラが、ソーイチ(略)を殺しにやってくきます。ソーイチは彼女との思い出を手がかりに、なんとかサラとコミュニケーションをとろうとしますが・・・。

今までのキャラが総登場してドタバタ楽しい内容になっておりました。とくに、視覚を持たず"量子相関嗅覚"とやらで、アニメに釘漬けになっているモーラがとってもかわいかった〜。

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式コミュニケーション2 君の秘密を知っている

S式コミュニケーション(2) 君の秘密を知っている (ファミ通文庫)
S式コミュニケーション(2) 君の秘密を知っている (ファミ通文庫)
新木 伸,松崎 豊

主人公と3体の宇宙人が織り成すすぺーすふぁんたじぃ。今回は、主人公のクラスメイトで無口なクーデレ系美少女も実は宇宙人でした〜の巻。タイトルについてあんまり意識してませんでしたが、今回の話でちょっとわかったことは、液体生命体やら根源種やらやたらめったら固い生命体やら、人類よりも遥かに強い力を持った宇宙人たちの中にあって、主人公が生き延びるために手にしている唯一の武器がコミュニケーションで、一見するとヘタレな主人公は、この武器を存分に活用しているようです。

なんかラブコメちっくな雰囲気漂っているのですが、いかんせんまったく異なる生命体。やっぱりヒロインたちが主人公に対する感じは愛玩動物に対するものと同じような感じがします。

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S式コミュニケーション 君はぼくを殺しに来た

S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた (ファミ通文庫)
S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた (ファミ通文庫)
新木 伸,松崎 豊

ひさびさの休みなので、沢山読書の時間が取れます。というわけで用意しましたライトノベルの山。その一冊目がこの「S式コミュニケーション」です。テンプレート的なヘタレ主人公の前に突然現れた美少女。普通とちょっと違うところは、自分の身の丈よりずっと大きい大剣を抱え通学中の主人公が乗ったバスを一刀両断し、まっ裸で人目をはばかることなく、主人公を切り殺すために追いかけてくる点。彼女は「大宇宙に害なすもの」を斬るスウォードと呼ばれるもので、ひたすら容赦なく主人公を追い詰めていきます。

どうみてもヘタレな主人公がどうこの場を乗り越えるのか、わくわくしながら読み進んじゃいました。この後も何回か主人公が窮地を乗り越えなければならない場面が登場するのですが、やっぱりヘタレな超え方をします。といっても相手は人間なんかがとても太刀打ちできない圧倒的な能力を持った宇宙人、仕方がありません。

ターミネーター的な登場をしたスウォードのサラも、後半に行くにつれてヘタレ主人公のソウイチと心を通わせ始め、二人の距離が近づいてくるのですが、何せサラは宇宙人しかも本来の姿は液状の生命体、少女の姿は擬態にすぎません。普通の人間同士なら、ここから恋愛感情的なものが芽生えて・・・みたいな流れになるのでしょうが、こちらはまったく別の生命体、主人公に対する愛着的な感情は、ペットに対するそれに近いような感じかも知れません。でもその辺の変な二人の距離感がまたいい味だしてます。

なんか菊池秀行の小説で、美女に擬態して人を襲う別宇宙の生命体が、ある青年に愛情を持ってしまって・・・みたいな話があったような・・・その話にも通じるものがあるなと思いました。



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私のKnightになってよネ!

私のKnightになってよネ! (ファミ通文庫)
私のKnightになってよネ! (ファミ通文庫)
佐藤 了

突然、クラス一の美少女に告白され、強制的に表向きは恋人、といいつつ本当のところはボディガードにされた主人公。美少女には未来を予知する力があり、自分が襲われる未来を見たという・・・。
途中まで、まぁ不気味な展開にどきどきするも、最後にいきなり急展開。えっと夢落ちではないですが、まぁそれくらいの衝撃度。なんかショートショートの落ちくらいの展開でした。

う〜む。

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バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
井上 堅二,葉賀 ユイ

タイトルとイラストに惹かれて購入。タイトルを観ただけでは内容がサッパリ?なのですが、読んで納得。いやぁ面白かったです。

バカだけどなぜかヒロインからは熱い視線を受けている主人公と、ツンデレヒロイン、グラマーおしとやかヒロインと、お約束な感じですが、登場人物全員が非常にキャラが立っているというのか個性的で面白いです。また脇役?といっていいのか、先生やその他生徒たちっていうのも、またトンでもなく面白風味をかもし出しています。

オススメ!
★★
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