日本人のその幻想をぶっ壊す!

 かつて中国の小平は「日本などという国は20年後には消えてなくなる」と発言したというのを聞いたことがあります。

 まぁ中華幻想に凝り固まった傲岸不遜の中国人なら、そんな暴言も吐くだろう程度にしか思ってなかったのですが、政治や経済の状況を考えるとちょっと実現しそうかもなんて思ってました。そしてこの本を読んで、小平の暴言が予言になってしまった現状に気が付き愕然とさせられました。

 これまで日本の莫大な財政赤字を支えてきた、巨大な国内貯蓄が本格的に減り始めるのが2012年。もうそんな時限爆弾のタイムリミットが目前に迫ってきているのに、国防・年金・医療福祉・教育、その他様々な問題が棚上げされたままか、あるいはより改悪されつつある状況。そんな厳しい現実を再認識させられました。

 「日本はまだまだ大丈夫」そんな幻想をぶっ壊してくれました。といっても、裏帯にも書かれているように「日本を蔑む」ための内容ではなく、決して楽観視して良い状況ではないけれど、私たち一人ひとりが本気で未来を変えようと思えば変えられるんだ!っていう著者の思いが伝わってくる、とっても良い一冊でした。
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