本は10冊同時に読め!

評価:
成毛 眞
コメント:頭をガツンと殴られたような衝撃がもらえた一冊。 久々にもっと若い時に読んでいればと歯痒い思いをさせてもらいました。

フォトリーディングや速読といった技術習得以前に、ぜひとも読んでおきたい一冊。著者は成毛眞、元マイクロソフト株式会社の社長です。

「この本で紹介するのは『庶民』から脱出するための読書術である。」

こんな風に冒頭から読み手に斬り込んでくるような感じです。
そしてそのまま立て続けに、著者による読者への打ち込みが始まります。

『「趣味は読書。最近読んだ本はハリポタセカチュー」という人は、救いようのない低俗な人である』

『「ビジネスハウツー書ばかり読む人」、「金持ち父さん、貧乏父さん」系の本を読んでいる人、こすれば儲かるという投資本や、年収1500万円を稼げるといった本を読んでいる人は、間違いなく「庶民」のまま終わるだろう。』

ええっ!俺ですか!?と衝撃を受けつつ読み進めていくと、

「あえてビジネス書が好きな読者のために、ビジネス書的な見出しをつけてみた。この見出しに惹かれてこのページを開いた人は、間違いなく地頭が悪い人である」

……TT;

読者に対して一切おもねるようなことはなく、ダメなものはダメ!とばかりに、バッサ、バッサと切り捨てていく。

「40〜50代のベテラン社員で働きアリの人は、何を読んでもダメ」なんて袈裟切りで一刀両断してしまうようなことも書いています。

満身創痍になりながらも最後まで読んでしまったのは、
それでも惹きつけるもの、求めずにはいられないものがこの本の中にあったからでした。

この本によって切られた傷の部分は、
自分がこれまで気づかなかったり、わかっていても目を背けたりしていたもの。
この本で痛みを覚えなかったら、そのまま病巣になっていたかもしれない。

著者の言葉は痛いけど、
また読み直して自分の方向性や立ち位置を確認しよう。

久々に、出会ってよかったと思える本です。
私にとって大事な1冊になりました。
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