春よ来い!早く来い!

なぜ春はこない?
神田 昌典, 來 夢

 「なぜ春はこない?」とタイトルが書店で目に入ったとき、「そうそう、なんで僕には春がこないんだ!?」とつぶやきながら、中身を良く見ないまま本をレジへ。まぁ、神田昌典氏の本なのでそうそう間違いはないだろうと思ってました。
どんな物事にも周期が存在していて、それを神田先生は成長カーブというモデルを使って、さまざまな例を挙げてくれています。
★急激に成長したものは、衰退するのも急激で、時間をかけて成長したものは、長い間継続する。
★世の中には20%の流行を追い求める人、20%の流行を追い求めている人に続く人、?%の恐竜と呼ばれる変化を嫌う人から構成される。
★日本の産業も、成長カーブでいう安定期に入っていて、残り少ないパイを争っている状況。 
★衰退し消滅することから逃れ、更なる成長を続けるためには、新しい周期を起こさなくてはならない。

ビジネスだけではなく、人の人生についても同じように周期が存在し、それは来夢氏によれば9年と12年のサイクルがあるようです。そしてそれらが複雑に組み合わさって細かく鑑定を行うものだそうです。

そういった複雑さを避けて、誰にでもどんなビジネスにも適用できるよう汎用化し、本書では「春夏秋冬」を当てはめて周期を表現しています。どっかのレビューで「0学占い」とそっくりと批評されていた方がいらっしゃいまいしたが、占い・・・とはちょっと違う感じです。占い本と思って購入されると、違和感を覚えるかも知れません。

どちらかというと2対8の法則とか、1件のクレームには30件の表面化しないクレームが存在するハインリッヒの法則とか、そういった法則といった方が近いと思います。「根拠は不明だけど、確かにそういった事象は存在していて、実生活に役立つ」といったものです。

ユニクロが急成長を続けていたころ、とある株投資家は街でおばちゃん達がユニクロの紙バックを下げて歩いているのを見て、ユニクロの株を手放しました。ちょうどそのタイミングで、ユニクロは成長が止まってしまいました。これは成長カーブでは「恐竜が参加しはじめ、残りのパイを争う段階に入った」状態であり、もうそのビジネスの成長は止まりますよというシグナルをきっちり捉えた好例です。あぁ、もうそろそろ冬なのね・・・って感じで理解できるわけですね。

というわけで物事の進行推移を、大まかにざっと把握し、そのとき自分がどのように行動すればいいのかを判断することができるというのが、この春夏秋冬サイクルのよいところでしょうか。

あと興味深かったのは、神田先生の奥様の家出話し。パートナーの季節サイクルを知っておくことで、お互いがサポートし合える良い関係を築くことができるってことですね。相性については言及はなかったですが、なんかこの話がとっても心象に残りました。

最後に、でも結局は占いなんでしょという方に、本書の冒頭の句を・・・

「億万長者は占いを信じない。・・・大富豪は占いを活用する」
なぜ春はこない?
なぜ春はこない?
神田 昌典, 來 夢

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コメント
コメントありがとうございました!
私もちょっと普通の速読を自習して、

最近はフォトリーディングにも
挑戦していますので、
あんどぅりるさんのブログも
参考にさせていただきたいと思います。

この本最近読みました!
全然占いは信じてなかったんですけど、
この成長カーブは取り入れてみようと思いましたよ。
  • ナカヤン@英語の名言・格言
  • 2006/08/11 7:58 PM
…確かに、面白そうですね!
占いを人生設計に活用するといいと思いますが、
この本は、それを実行するためのノウハウ本
ということでしょうか?
占いする時のトークに活用出来るかも。
種を蒔いて水をあげないと春はきませんが。
  • sakura
  • 2006/04/24 1:51 AM
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もっと早く速読を知っていれば人生変わっていたかも…速読を始めた人からこんな声が数多く寄せられています。
  • ジョイント式ハイパー速読術
  • 2007/03/07 1:16 AM
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  • 成功者になるための!!オンライン図書館
  • 2006/10/04 4:30 AM