読まなくて良い本を読まずにすます法!?

「逆」読書法―読まなくていい本を、読まずにすます方法
日下 公人

 前書きに、「この本は読書の効率を上げる本ではありません。かならず読書の効率を低下させてみせます、という本です。・・・この本は、著者と読者が一対一で対決するとはどんなことかを、多少でもわかっていただきたいと思って、及ばずながら努力してみた本です。」と、いきなり面白いことが書かれていた。
その前書きに劣らず、内容もとっても面白いものでした。これまで読んできた速読や読書法関連の本では、いかにして本から情報や知識を得、著者の伝えたいことや考え方を理解するかが、解説されていました。この本は、まったく逆で「本や著者を疑ってかかれ!」という、まさに「逆」の読書法が展開されています。いくつかトピックを紹介しますと、

・超ベストセラー本は、じつは”役に立たない”!
・無批判に本を読んでいると、たちまちマインド・コントロールされてしまう。
・読書とは、ある意味、”著者の限界を探る作業”
・何もかも書いてある本は、何も伝わらない。
・結論だけ押し付ける”思考節約本”が、発想貧乏の人間を作る。

などなど。読書に関するヒントだけでなく、考える力を身につけるためのヒントも沢山の素晴らしい内容でした。

〜付箋・メモ〜
・1テーマについて10冊の本を買って読んでみる。
・高度情報化社会病の予防に役立つのは、なんと童話
・読む力をつけるには、読む訓練より書く訓練をせよ。
・日露戦争で大活躍した、「下瀬火薬」って、下瀬博士の発明じゃなかったのね!?

〜目次〜
1章 役に立たない本こそ、役に立つ
2章 常識をひっくり返す読み方
3章 権威にだまされない読み方
4章 意外な結びつきを楽しむ読み方
5章 問題意識のワナを仕掛ける読み方
6章 ユニークな見方ができる読み方

「逆」読書法―読まなくていい本を、読まずにすます方法
「逆」読書法―読まなくていい本を、読まずにすます方法
日下 公人
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